IIIの対決

1999/02/28
発表前からPentiumIIIのフライング発売がお約束で行われ、そしてAMDからはK6-IIIが発表されました。お互いに"III"という文字を冠した戦いが始まりました。当然普通に考えれば機能的にPentiumIIIが有利です。あらたにKNI/SSEも追加されました。それでも私はやっぱり3DNow!を搭載したK6-IIIに魅力を感じます。一つは今使っているマザーボードが活かせるというのと現在アンチIntelだという個人的な理由、あとは価格も魅力的、そして最近3DNow!対応のゲームが増えているということもあります。当然KNI/SSE対応もでるでしょうけど、普及価格帯のPCに3DNow!があるというのはゲームユーザーには心強いものがあります。もちろんビジネス・ユーザーはどうでもいいでしょうが、そうなるとKNI/SSEもいらないでしょうからね。K6-IIIもよく名前変わりましたね。たしか最初は K6 3D+ -> K6-3 -> Sharptooth -> K6-III だったですよね。ほしいな。K6-IIIをフルに稼働させるにはBIOSの更新もしなければですがね。しかし、観点を変えるとSlot1 vs Socket7(Super7)も最後の局面mでしょうね。将来的には Slot1&2 vs SlotAにSochet370でCyrixが乱入するといった構図が楽しみです。

KNI/SSEはPentiumにMMXが追加されたように、浮動小数点系を拡張した追加命令セット。
3DNow!はAMDが浮動小数点系を拡張した追加命令セット。

<PC Labへ戻る>